Testing
試験で確認していること
条件をそろえて、繰り返し確認しています。
採取や保管の条件を記録します
尿の状態は、採取方法、採取からの経過時間、保管温度、保管期間、尿量などによって変化する可能性があります。
冷蔵や長時間の保管によって沈殿物が生じたり、専用シートへの吸収や色の現れ方が変化したりする場合もあります。
使用条件を定めるためには、尿の条件をそろえ、同じ方法で試験を繰り返すことが重要です。
反応の再現性を確認します
同じ尿を同じ条件で複数のシートへ滴下した場合に、同様の反応が見られるかを確認します。
滴下する尿量、位置、シートの個体差、確認する時間などによって、反応にばらつきが生じる可能性があります。
家庭で使用するツールとして案内するためには、誰が使用しても同じ手順で確認しやすく、反応の違いを過度に解釈しない表示方法を検討する必要があります。
Data Points
猫の情報と検査結果を確認します
研究では、可能な範囲で次のような情報を確認します。
すべての情報がそろっていない記録を、同じ条件の研究データとして扱うことはできません。
情報が不足している記録については、飼い主さまから寄せられた参考記録として区別します。
一時点だけでなく経過を確認します
一回の検査数値や一回のシート反応だけでは、その後の変化や関係を判断することはできません。
可能な範囲で、その後の検査結果、体重、食欲、飲水量、尿の状態なども確認し、時系列で記録します。
ただし、経過を記録しただけで、観察された変化の原因を特定できるわけではありません。
治療、食事、薬、生活環境など、複数の要因が影響する可能性を考慮します。
分からなかった結果も大切にします
研究では、想定どおりの結果だけが得られるわけではありません。
反応が安定しなかった、同じ尿でも結果がそろわなかった、保管条件によって見え方が変わった、検査結果との関係を確認できなかったという事例もあります。
分からなかったことや課題を含めて記録し、次の試験条件や製品の改良につなげることが、信頼できる研究・開発には必要だと考えています。