Research

猫の尿に関する研究

猫の尿には、身体の状態を考えるための情報が含まれています。

尿は、腎臓が血液をろ過し、不要なものを排出するとともに、水分やミネラルなどを調整した結果としてつくられます。

そのため、尿の量、濃さ、含まれる成分などを調べることは、猫の腎臓や尿路を含む身体の状態を考えるうえで重要です。

JIN活研究所では、猫の尿に現れる変化を家庭で観察し、動物病院への相談につなげる方法について研究しています。

Blood & Urine Tests

血液検査と尿検査には異なる役割があります

血液検査では、BUN、クレアチニン、SDMAなどが、腎臓の状態を考える際の参考にされます。

BUNクレアチニンSDMA

尿検査では、尿比重、尿たんぱく、糖、潜血、沈渣などを確認します。

尿比重尿たんぱく糖潜血沈渣

必要に応じて、UPC(尿たんぱく・クレアチニン比)、尿培養検査、血圧測定、画像検査などが行われる場合もあります。

UPC(尿たんぱく・クレアチニン比)尿培養検査血圧測定画像検査

どれか一つの数値だけですべてを判断するのではなく、複数の検査結果、身体の状態、その子自身の過去の結果などを組み合わせて、獣医師が総合的に確認します。

尿中のD-アミノ酸に関する研究

D-アミノ酸と猫の身体の状態との関係については、関係する研究者や企業によって研究が進められています。

JIN活研究所でも、共同研究者から専門的な意見を伺いながら、尿中の成分、血液検査結果、猫の状態などの関係について検討しています。

ただし、尿中の特定成分を測定した結果だけで、腎臓病の有無や進行度を確定できるわけではありません。

研究内容を紹介する場合は、研究の対象、方法、解析条件、確認された結果、限界などを可能な範囲で明示します。

JINにゃんサインのシート反応に関する研究

JINにゃんサインの研究では、猫の尿が専用シートに触れた際の吸収のされ方や、時間の経過によって現れる色などを確認しています。

身体の状態や検査結果が異なる猫の尿で、反応にどのような違いが見られるのかを比較し、家庭で変化を観察するための方法として利用できる可能性があるかを検討しています。

見た目に違いがあったというだけでは、身体の状態との関係があると判断することはできません。

動物病院で得られた検査結果、猫の年齢、体重、治療・投薬の状況、採尿条件などと照らし合わせながら記録を蓄積する必要があります。

研究・活動実績トップに戻る
TOP