For Cats / Kidney Function
猫の腎臓の役割
腎臓は、愛猫の身体を安定させるために働いています。
腎臓は、血液をろ過して、身体に不要なものを尿として排出する臓器です。
同時に、身体に必要な水分や成分を残し、体内のバランスを保つ役割も担っています。
身体に不要なものを尿として排出する
身体の中で生じた老廃物や、余分になった成分を血液からろ過し、尿として身体の外へ排出します。
身体に必要なものと不要なものを分けながら、毎日休むことなく働いています。
水分とミネラルのバランスを調整する
身体に必要な水分を保ちながら、ナトリウムやカリウムなどのミネラルのバランスを調整します。
腎臓の尿を濃縮する働きに変化が起きると、尿の量が増えたり、それを補うために水を飲む量が増えたりすることがあります。
ただし、飲水量や尿量の変化は、腎臓以外の病気、食事内容、気温などによっても起こります。
血圧の調整に関わる
腎臓は、体内の水分量やホルモンの働きを通じて、血圧の調整に関わっています。
腎臓の状態と高血圧が互いに影響する場合があるため、腎臓について確認するときには、必要に応じて血圧測定が行われます。
赤血球をつくる働きを支える
腎臓では、赤血球をつくるよう身体へ働きかけるホルモンがつくられています。
腎臓の働きが低下すると、このホルモンが十分につくられず、貧血につながる場合があります。
貧血の有無や原因は、血液検査などをもとに獣医師が確認します。
骨の健康に関わる
腎臓は、カルシウムやリン、ビタミンDの働きにも関わっています。
これらのバランスは、骨を含む身体全体の状態と関係しています。
腎臓は、尿をつくるだけでなく、水分、血圧、血液、骨など、全身の健康と深く関わっています。
そのため、尿の様子や一つの検査数値だけで判断するのではなく、日常の変化、身体検査、血液検査、尿検査、血圧測定などを組み合わせて確認することが大切です。
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